3歳のごっこ遊び10選!家にあるもので簡単に楽しめるアイデア

おうち遊び

「3歳の子どもと、家で何をして遊ぼう?」

「ごっこ遊びに使うおもちゃを持っていない」

「親がずっと相手をするのは大変」

このように感じることはありませんか?

3歳のごっこ遊びは、特別なおもちゃがなくても始められます。

空き箱を商品にする。

積み木を食べ物にする。

ぬいぐるみをお客さんにする。

身近な物を別の物に見立てるだけでも、立派なごっこ遊びです。

この記事では、3歳と家で楽しみやすいごっこ遊び10選を紹介します。必要な物や始め方、遊びを広げる声かけもまとめました。

3歳向けごっこ遊び10選の比較表

準備の負担と親の参加量は、必要な材料や役割の数をもとにした目安です。実際の遊び方によって変わります。

ごっこ遊び主に使う物準備の負担親の参加
お店屋さん空き箱・紙少ないあると始めやすい
お料理・レストラン積み木・空き容器少ないあると始めやすい
お医者さんぬいぐるみ・紙少ない短い見本があるとよい
電車・バスイス・紙少ない一緒でも一人でも可能
宅配便空き箱・紙袋少ない受取役がいるとよい
美容院イス・ぬいぐるみ少ないお客さん役が必要
先生・園ぬいぐるみ・紙少ない一人でも遊びやすい
消防士・救急隊段ボール・ぬいぐるみ普通一緒だと広げやすい
ピクニックタオル・空き容器普通一人でも遊びやすい
探検紙・バッグ少ない一緒だと広げやすい

迷ったときは、子どもが日頃よく見ている場面から選びましょう。

買い物に興味があるならお店屋さん、乗り物が好きなら電車ごっこなど、身近な経験と結びついた遊びは始めやすくなります。

1.お店屋さんごっこ

空き箱やおもちゃを並べて、お店に見立てます。

用意する物

  • お菓子などの空き箱
  • おもちゃやぬいぐるみ
  • 紙で作ったお金
  • 商品を入れる袋

大人がお客さんになり、

「これをください」

と商品を渡してみましょう。

子どもが値段を自由に決めても構いません。正しい金額を教えることより、「どうぞ」「ありがとう」といったやり取りを楽しむことを優先します。

遊びを広げる声かけ

「おすすめは何ですか?」

「今日は何のお店ですか?」

「くまさんにも一つください」

2.お料理・レストランごっこ

積み木や丸めた紙を食べ物に見立てて、料理を作ります。

用意する物

  • 積み木
  • 空き容器
  • 紙皿
  • スプーン
  • ぬいぐるみ

「何を作っていますか?」

と聞き、完成したら食べるまねをしてみましょう。

慣れてきたら、料理を作るだけでなく、注文を聞く、運ぶ、食べる、片付けるという流れにも広げられます。

遊びを広げる声かけ

「今日のメニューは何ですか?」

「甘い料理もありますか?」

「ごちそうさまでした」

3.お医者さんごっこ

ぬいぐるみを患者さんにして、診察する遊びです。

用意する物

  • ぬいぐるみ
  • 紙の診察券
  • ハンカチ
  • 積み木など安全な診察道具

大人が、

「くまさん、おなかが痛いみたいです」

と伝えると始めやすくなります。

子どもが診察したら、「ありがとうございました」と患者役を終えましょう。

本物の薬、体温計、綿棒、先の細い器具などは遊びに使わないでください。

遊びを広げる声かけ

「どこを診てもらえばいいですか?」

「次の患者さんもお願いします」

「おうちではどうしたらいいですか?」

4.電車・バスごっこ

イスを並べ、電車やバスに見立てます。

用意する物

  • イス
  • 紙の切符
  • バッグ

「出発します」

「次は、どうぶつ駅です」

など、自由な行き先を決めましょう。

イスを動かすときは大人が手伝い、倒れやすい場所には置かないようにします。

遊びを広げる声かけ

「この電車はどこまで行きますか?」

「切符を一枚ください」

「次の駅で降ります」

5.宅配便ごっこ

空き箱を荷物にして、家の中で届けます。

用意する物

  • 小さな空き箱
  • 紙袋
  • 紙の伝票
  • ぬいぐるみ

最初は大人が配達員になり、

「お荷物です」

と箱を渡します。

次は子どもが配達員になり、「くまさんのお家へお願いします」と届け先を伝えてみましょう。

重い箱や、ホチキスの針が付いた箱は使わないでください。

遊びを広げる声かけ

「誰からの荷物ですか?」

「どこへ届けますか?」

「大切に運んでください」

6.美容院ごっこ

イスとぬいぐるみがあれば始められます。

用意する物

  • イス
  • ぬいぐるみ
  • 大きめのくし
  • タオル

「どんな髪型にしますか?」

と会話しながら、髪を整えるまねをします。

本物のハサミ、ドライヤー、ヘアアイロン、先のとがったくしは使いません。ハサミの動作は指でまねるだけにしましょう。

遊びを広げる声かけ

「短くしてください」

「くまさんもお願いします」

「鏡を見せてもらえますか?」

7.先生・保育園ごっこ

子どもが先生になり、ぬいぐるみを生徒にします。

用意する物

  • ぬいぐるみ
  • 絵本
  • 紙とクレヨン

「おはようございます」とあいさつしたり、絵本を読んだり、お絵描きをしたりします。

子どもの普段の園生活が、そのまま遊びに表れることもあります。大人が進め方を直さず、子どもの先生役を見守りましょう。

遊びを広げる声かけ

「先生、今日は何をしますか?」

「くまさんが困っているようです」

「給食の時間ですか?」

8.消防士・救急隊ごっこ

段ボールや積み木を車に見立て、ぬいぐるみを助けます。

用意する物

  • 段ボール箱
  • ぬいぐるみ
  • 紙に描いた火
  • バッグ

「助けてください」

とぬいぐるみを置き、子どもに救助をお願いしてみましょう。

本物の火や水は使いません。また、段ボールに入る場合は転倒しない場所で、大人が近くから見守ります。

遊びを広げる声かけ

「どこへ出動しますか?」

「誰を助けますか?」

「助けたあとはどうしますか?」

9.ピクニックごっこ

床にタオルを敷き、室内でピクニックを楽しみます。

用意する物

  • タオルやレジャーシート
  • 空のお弁当箱
  • おもちゃの食べ物
  • ぬいぐるみ

食べ物を用意するまねをするところから遊びにできます。

「どこへ行こうか?」

「何を持っていこうか?」

と相談しながら準備しましょう。

遊びを広げる声かけ

「今日はどこで食べますか?」

「くまさんは何を食べますか?」

「帰る前に片付けようか」

10.探検ごっこ

家の中をジャングルや秘密の島に見立てます。

用意する物

  • 紙で作った望遠鏡
  • バッグ
  • 簡単な地図

「赤い物を探そう」

「丸い物はどこにあるかな?」

と探す物を決めると、色や形にも触れられます。

紙の望遠鏡にひもを付けて首から下げるのは避けましょう。また、家具の裏や高い場所へ登らない範囲で遊びます。

遊びを広げる声かけ

「何が見えますか?」

「宝物はどこにありますか?」

「次はどちらへ進みますか?」

ごっこ遊びを始めやすくする3つのコツ

大人が最初のやり取りだけ見せる

子どもが遊び始められないときは、大人が短い見本を見せます。

お店屋さんなら、

「こんにちは。りんごをください」

「ありがとう」

というやり取りだけでも十分です。

遊びが始まったら、ぬいぐるみをお客さん役にして、大人は少し離れても構いません。

道具を一度に出しすぎない

道具が多いほど遊びやすいとは限りません。

空き箱、紙、ぬいぐるみなど、必要な物だけを出して始めましょう。遊びが広がったときに、新しい道具を一つ追加します。

子どもの設定を否定しない

子どもが積み木をパンに見立てたら、

「それは積み木だよ」

ではなく、

「おいしそうなパンだね」

と応じてみましょう。

途中でお店が病院になったり、料理が電車になったりしても問題ありません。設定を完成させることより、子どもの発想を楽しむことが大切です。

ごっこ遊びで気を付けたいこと

ごっこ遊びでは、紙で作ったお金や食べ物、小さなおもちゃなどを使うことがあります。

消費者庁は、小さなおもちゃや部品による誤飲事故について注意を呼びかけています。特に次の点を確認しましょう。

  • 口に入る大きさの部品を使わない
  • 磁石、電池、本物の薬を遊びに使わない
  • ひもを首に掛けない
  • 壊れて小さな部品が外れた物は使わない
  • 年下のきょうだいがいる場合は保管場所にも注意する
  • 商品を使う場合は対象年齢と注意事項を確認する

安全に関する詳しい情報は、消費者庁「おもちゃなど小さなものを誤飲する事故に注意!」や、こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック」も参考にしてください。

3歳がごっこ遊びをしないときは?

3歳だからといって、必ずごっこ遊びをするわけではありません。

積み木を積むのが好き。

車を並べるのが好き。

絵を描くのが好き。

体を動かすのが好き。

興味の対象は子どもによって異なります。

無理に役を与えず、子どもが好きな遊びに小さな設定を加えてみましょう。

車が好きなら「荷物を届ける車」、積み木が好きなら「動物のお家」というように、普段の遊びからごっこ遊びへつなげられます。

ごっこ遊びをしないことだけで、発達について判断することはできません。遊び以外の様子も含めて心配がある場合は、自治体の子育て相談窓口や、かかりつけの小児科などに相談してください。

よくある質問

ごっこ遊びには専用のおもちゃが必要ですか?

必要ありません。

空き箱、紙、積み木、ぬいぐるみなど、家にある物から始められます。子どもの興味が分かってから、専用のおもちゃを検討しても遅くありません。

親はずっと付き合う必要がありますか?

最初から最後まで参加する必要はありません。

大人が最初のお客さんや患者さんになり、遊びが始まったら、ぬいぐるみに役を交代する方法があります。一人で遊び始めたときは、そのまま見守りましょう。

いつも同じごっこ遊びでも大丈夫ですか?

同じ場面を繰り返して楽しんでいるなら、無理に変える必要はありません。

少し変化を付けたいときは、登場するぬいぐるみや注文する商品などを一つだけ追加してみましょう。

男の子と女の子で遊びを分けたほうがよいですか?

性別で分ける必要はありません。

料理、乗り物、お世話、買い物など、本人が興味を示す遊びを選びましょう。

まとめ|3歳のごっこ遊びは身近な経験から始めよう

3歳のごっこ遊びは、特別なおもちゃがなくても楽しめます。

今回紹介したのは、次の10種類です。

  • お店屋さん
  • お料理・レストラン
  • お医者さん
  • 電車・バス
  • 宅配便
  • 美容院
  • 先生・保育園
  • 消防士・救急隊
  • ピクニック
  • 探検

迷ったときは、子どもが普段よく見ているものや、興味を持っていることから選んでみましょう。

大人が短いきっかけを作り、遊びが始まったら子どもの発想に任せます。正しい設定や上手な会話にこだわらず、身近な物が別の物に変わる面白さを一緒に楽しんでみてください。

ほかのおうち遊びを探す場合は、3歳向け室内遊び15選も参考にしてください。

空き箱や紙を使って道具を作りたい場合は、3歳の簡単工作12選もおすすめです。

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