【3歳】公園から帰りたがらない!大泣き・イヤイヤするときの7つの工夫

子育ての知恵

「そろそろ帰ろう!」

と声をかけた瞬間、

「まだ遊ぶ!」

「帰らない!」

と大泣き。

なんとか帰ろうとしても逃げてしまい、最後は抱っこして連れて帰る……。

3歳ごろの子どもと公園に行くと、こんなことはありませんか?

公園で楽しく遊んでくれるのはうれしいものの、毎回帰るときに大泣きされると、

「また今日も帰るときに大変なのかな……」

と、公園に行くこと自体が負担になってしまうこともありますよね。

そこでこの記事では、3歳ごろの子どもが公園から帰りたがらないときに試したい7つの工夫を紹介します。

3歳が公園から帰りたがらないのはなぜ?

まず考えてみたいのが、

「どうして帰りたくないのか?」

ということです。

大人には、

「もう夕方だから帰る」

「夕飯を作らないといけない」

「このあと買い物に行かないといけない」

など、帰らなければならない理由があります。

しかし、公園で遊んでいる子どもは、

「今すべり台が楽しい!」

「もっとブランコに乗りたい!」

「まだお友達が遊んでいる!」

と思っているかもしれません。

大人はその後の予定を考えていますが、子どもは「今の遊び」に夢中になっていることがあります。

そのため、突然、

「もう帰るよ!」

と言われても、すぐに気持ちを切り替えられないことがあります。

そこで、

「帰る時間になったら声をかける」

だけではなく、帰る前から少しずつ準備をしてみましょう。

① 帰る少し前から予告する

まず試しやすいのが、突然遊びを終わらせないことです。

例えば帰る少し前に、

「もうすぐ帰るよ」

と伝えておきます。

そのあと、

「あと少し遊んだら帰ろうね」

ともう一度伝えます。

ただし、3歳ごろでは、

「あと5分」

と言われても、5分がどのくらいなのか分かりにくいことがあります。

そんなときは、

「最後にすべり台をしたら帰ろう」

「あとブランコに3回乗ったら帰ろう」

など、遊びの回数や区切りで伝える方法もあります。

突然、

「終わり!」

となるよりも、遊びから帰宅へ気持ちを切り替える時間を作りやすくなります。

② 最後にやりたい遊びを選んでもらう

帰る時間が近づいたら、

「最後に何して遊ぶ?」

と聞いてみましょう。

例えば、

「すべり台!」

と答えたら、

「じゃあ最後にすべり台をして帰ろう」

と伝えます。

ブランコを選んだら、

「最後はブランコにしよう」

と決めます。

ポイントは、

「まだ遊ぶ?」

と聞くのではなく、

「最後に何をする?」

と聞くことです。

遊びを続けるかどうかではなく、最後に何をするかを子ども自身に選んでもらいます。

「これをやったら今日は終わり」

という区切りを作りやすくなります。

③ 「あと何回?」を一緒に決める

すべり台やブランコからなかなか離れられない場合は、

「あと何回やったら帰ろうか?」

と聞いてみる方法もあります。

例えば子どもが、

「3回!」

と言ったら、

「じゃあ3回やったら帰ろうね」

と一緒に決めます。

そして遊びながら、

「1回!」

「あと2回だね!」

「これで最後!」

と数えていきます。

ただし、子どもが「100回!」など難しい回数を言う場合もあります。

その場合は、

「100回は難しいから、3回と5回どっちにする?」

など、実際にできる範囲で選択肢を作ってみましょう。

④ 子どもの「まだ遊びたい」を一度受け止める

帰ろうと声をかけたときに、

「イヤ!」

「まだ遊ぶ!」

と言われたら、すぐに、

「ダメ!帰るよ!」

と返すのではなく、

「まだ遊びたいんだね」

と気持ちを言葉にしてみます。

そのうえで、

「まだ遊びたいよね。でも今日はもう帰る時間だから、最後にすべり台をして帰ろう」

と伝えます。

「まだ遊びたい」という気持ちを受け止めることと、遊び続けることを許可することは別です。

帰る必要があるなら、

「遊びたい気持ちは分かったよ」

「でも今日は帰ろう」

という両方を伝えます。

⑤ 帰り道を遊びに変えてみる

公園から出ること自体を嫌がる場合は、帰り道に楽しみを作ってみる方法もあります。

例えば、

「公園の出口まで、よーいドン!」

「帰り道で赤いものを3つ探してみよう!」

「おうちまで何台の車を見つけられるかな?」

「白いお花を探してみよう!」

などです。

公園での遊びが終わったあとにも、

「次にすること」

を作ります。

特別なお菓子やおもちゃを毎回用意しなくても、帰り道そのものを遊びにできます。

ただし、道路の近くでは走らせないなど、安全を最優先にしましょう。

⑥ 公園に行く前に約束しておく

公園に着いてからではなく、家を出る前に話しておく方法もあります。

例えば、

「今日は公園で遊んだら、お昼ごはんの前に帰ろうね」

「帰る時間になったら、最後に好きな遊びを1つして帰ろう」

などです。

公園に着いて遊びに夢中になる前に、

「今日はどうやって終わりにするか」

を伝えておきます。

ただし、

「約束したでしょ!」

と責めるための約束にする必要はありません。

帰るときに、

「最初に決めたように、最後の遊びを決めよう」

と思い出すために使います。

⑦ 帰れたときは具体的に伝える

公園から帰れたら、

「えらい!」

だけではなく、

「最後にすべり台をして帰れたね」

「まだ遊びたかったけど、一緒に帰れたね」

「自分で公園の出口まで歩けたね」

など、できたことを具体的に伝えてみましょう。

特に、いつも大泣きしてしまう子どもが少しでもスムーズに帰れた日は、

「今日は最後のブランコが終わったら帰れたね」

と伝えます。

全部完璧にできたときだけでなく、

「昨日より少しできたこと」

を見つけてみましょう。

「あと1回」と言ったのに終わらないときは?

よくあるのが、

「あと1回ね」

↓

1回遊ぶ

↓

「もう1回!」

というパターンです。

そこで毎回、

「じゃあもう1回だけ」

と繰り返していると、終わりが分かりにくくなってしまいます。

最初に、

「あと3回」

と決めたなら、

「1回目」

「2回目」

「最後の3回目!」

と数えてみましょう。

そして最後が終わったら、

「3回できたね。今日はこれでおしまい!」

と区切ります。

それでも、

「もっと!」

となることはあります。

そんなときも、

「もっとやりたかったね」

と気持ちを確認しながら、

「でも今日は3回って決めたから帰ろう」

と伝えます。

大泣きして帰れないときは?

どんな方法を試しても、大泣きしてしまう日もあります。

疲れている。

眠い。

お腹が空いている。

遊びがとても楽しかった。

その日の状態によって、いつも以上に切り替えが難しいこともあります。

まずは安全を確保しましょう。

公園から道路へ飛び出しそうになったり、危険な場所へ走っていったりする場合は、気持ちを落ち着かせることより安全確保を優先します。

そして落ち着いてから、

「もっと遊びたかったね」

と声をかけます。

毎回必ずスムーズに帰ることを目標にする必要はありません。

抱っこで強制的に帰るのはダメ?

時間の都合などで、どうしても帰らなければならないこともあります。

「何があっても子どもが納得するまで待つ」

というのは、現実的ではない場合があります。

例えば、

・保育園のお迎えがある
・病院の予約がある
・暗くなってきた
・天候が悪くなってきた
・夕食の時間がある

などです。

どうしても帰る必要があるときは、

「まだ遊びたいね。でも今日はもう帰るよ」

と伝え、安全に帰ることを優先します。

大切なのは、毎回無理に言うことを聞かせることではなく、時間に余裕があるときに少しずつ「遊びを終えて帰る」という経験を増やしていくことです。

「帰ったらお菓子」で誘ってもいい?

帰りたがらないと、

「帰ったらお菓子食べよう!」

と言いたくなることもあります。

たまに使うことまで過度に気にする必要はありませんが、

「帰るたびにお菓子」

という流れにすると、

「お菓子がないなら帰らない」

となる可能性もあります。

まずは、

「最後の遊びを決める」

「帰り道で色探しをする」

「家に帰ったら一緒に絵本を読む」

など、お菓子以外の切り替え方法も試してみましょう。

いつも同じ時間に帰るのも一つの方法

公園に行くたびに帰る時間が大きく違うと、子どもからすると、

「今日はまだ遊べるかも」

と感じることがあります。

可能であれば、

「夕方のチャイムが鳴ったら帰る」

「お昼前になったら帰る」

など、ある程度同じ流れを作る方法もあります。

毎日まったく同じ時間にする必要はありません。

大切なのは、

「このくらいになったら遊びは終わり」

という流れを少しずつ分かりやすくすることです。

お友達がまだ遊んでいて帰りたがらない場合は?

自分だけなら帰れるのに、お友達がいると、

「まだ○○ちゃんが遊んでる!」

となることがあります。

そんなときは、

「○○ちゃんはまだ遊ぶんだね。でも私たちは今日は帰ろう」

と、それぞれ予定が違うことを伝えます。

そして、

「最後にバイバイしよう」

とお友達に挨拶して帰る流れを作ってみましょう。

「お友達も帰るまで待つ」

というルールにすると、毎回帰る時間を決めにくくなります。

「お友達はお友達、今日は私たちは帰る」

ということを少しずつ伝えていきます。

公園に行くのが嫌になるほど大変なときは?

毎回30分以上帰れない。

毎回激しく大泣きする。

帰宅するだけで大人が疲れ切ってしまう。

そんな状態なら、公園で遊ぶ時間そのものを少し短くする方法もあります。

例えば、いつも1時間遊んで帰るのが大変なら、最初は30〜40分程度にしてみます。

子どもが疲れ切る前に帰ることで、切り替えやすくなる場合があります。

また、公園以外にも、

・家で体を動かす
・近所を散歩する
・図書館へ行く
・室内の遊びを取り入れる

など、毎回公園に行かなければならないわけではありません。

家族が無理なく続けられる遊び方を考えてみましょう。

今日から試すならこの3つ

全部を一度に試す必要はありません。

まずは、次の3つから始めてみましょう。

1.突然「帰るよ」と言わない

少し前から、

「もうすぐ帰るよ」

と伝えます。

2.最後の遊びを選んでもらう

「最後に何する?」

と子どもに決めてもらいます。

3.終わりを分かりやすくする

「すべり台をあと3回」

など、回数で区切ります。

まずはこの3つだけ試して、子どもの反応を見てみましょう。

まとめ|3歳が公園から帰りたがらないときは「終わり」を分かりやすくしよう

3歳ごろの子どもが公園から帰りたがらないときは、

・帰る前から予告する
・最後の遊びを選んでもらう
・遊ぶ回数を一緒に決める
・「まだ遊びたい」という気持ちを言葉にする
・帰り道を遊びにする
・公園に行く前に流れを伝える
・帰れたことを具体的に伝える

といった方法を試してみましょう。

大人にとっては、

「もう帰る時間」

でも、子どもにとっては、

「楽しい遊びを突然終わらせる時間」

になっていることがあります。

そのため、

「帰るよ!」

の一言だけで終わらせるのではなく、

「もうすぐ帰る」

↓

「最後に何をする?」

↓

「あと3回」

↓

「これでおしまい」

↓

「帰ろう」

というように、少しずつ遊びを終える流れを作ります。

もちろん、毎回うまくいくとは限りません。

大泣きする日があっても、次の公園遊びでまた試すことができます。

まずは「帰る少し前に知らせる」ことから始めて、家庭に合った帰り方を探してみてください。

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